【第1期メンバー探し編】
【Part-4】それゆけマサカズ! の続き。
オレはと言えば、以前に友人達とバンドをやっていたとは言え、活動期間は数ヶ月。
担当はギターだが、実は小学校時代から自分以上にボーカリストとして適任な者は居ないだろうという思い込みがあった。
ひとまずここは 『言い出しっぺの特権』 をフル活用して、まず最初に自分がボーカルをやることは決定事項ということにして、残りのパートを探すことにした。
ちなみに、オレが友人達と最初にやっていたのが万引チョコレイトの前身だ。バンド名は二転三転したが、一番最初のバンド名が『万引チョコレイト』だった。
目指す方向性の不一致から自然消滅し、バンドのコンセプトもその後に通じる部分はないのでオレの中では分けて考えている。
万引チョコレイトというバンド名はオレが考えたものではないが、オレはこのバンド名が気に入っていたので、自分が中心になってメンバーを探す際は、やはり 『言い出しっぺの特権』 をフル活用して、最初からバンド名は『万引チョコレイト』に決定していた。
ゼロから始めるバンドではあったが、「一緒にバンドを作りましょう。初心者のみんな集まれ!」という感じではなく、「万引チョコレイトに入りたい奴カモン!」というノリで仲間を集めていくことにした。